いやー白ひげ海賊団vs七武海+海軍が楽しみですねー。七武海はあんまり頼りにならないんですが、海軍だけでも実に錚々たる面々。そんな面子を総動員しなければならないほど、白ひげ海賊団というのは恐ろしいのですね。
戦いが始まる前に麦わら一味のエピソードが入ってくるかも知れませんが、あれは一人一人の話を全部描くつもりなんでしょうか。もしそうなら、次の魚人島編が始まるまでにあと4年くらいかかりそうです。…ここはハンターサイトでした。
ユピーの「予想外の選択」とは「敵を見逃す」ことでした。確かに予想外。それも予想外なら、ナックルがポットクリンを解除すること以前に、無策でユピーの前に現れたことも予想外でした。
先週「キッチリ殺らなきゃな」と言ってたユピーが「へへっ。お前らなんていつでも倒せるから今日のところは見逃してやるぜ!」と言うような往年の少年漫画に出てきそうなライバルキャラになったことが残念です。ユピーが見逃したのは念能力の深遠さを教えてくれたから?死力を尽くして戦った相手にとどめを刺す気にはならなかったから?仲間のために命を賭ける彼等が気に入ったから?どんな理由にせよ、これは互いに命を賭けた戦いですよね。殺るか殺られるか、そんな雰囲気で始まった戦いの結果がみんな無事ーめでたしめでたしというのは釈然としないものがあります。別にみんな無事でも良いんですが、無事な理由が「敵が見逃したから」というのが何となくイヤです。
ビスケはゲンスルー組との戦いが終わった時、「相手を殺す覚悟で戦うけど、勝負がついたらその先は別」と言っています。あれはゴンの意見にビスケが合わせたのではなく、冨樫先生自身の意向と言うことでしょうか。戦って勝敗がついたら生死なんてどうでもいいじゃないか、という感じですか。
ユピーがナックル達を見逃したことは、そこまで不自然ではありません。恐らくはいずれ自分が極めて不利な状態になるであろう能力を、ナックルはモラウを助けるためだけに自ら解除したのです。その上で自分の命もやるからどうかモラウだけは見逃してくれと。そのナックルの必死の思いがユピーに通じたということでしょう。
ユピーはキメラアントといえど、心を持っています。心を持った者同士分かり合えないはずはないんだと、冨樫先生はこの戦いを通じてそう言いたかったのかも知れません。
もしナックルがポットクリンを解除しなければ、どのみちユピーも破産してオーラによる防御ができなくなり、殺される危険性がありました。ユピーが心身共に無傷で王の下へ行くには、見逃す見返りにポットクリンを解除させる、というのが最良の選択だったと思います。ポットクリンを解除させた上で全員殺していたら、精神的にわだかまりが残っていたのでしょう。ナックルだけは殺しても良かったんじゃないかと思いますが、ユピーに殺す気がないんだから仕方ありません。
と、情の面でも戦いの面でも、ユピーがナックル達を見逃した事に納得がいく理由はかなりあるのですが、それでもなかなか割り切れないものがあります。何故かはよくわかりません。ただ私が血で血を洗うような修羅場が好きなだけかも知れません。ゲンスルーくらいにロクでもない悪役の方が好きですしね。
>11:39:07
あと4秒で破産だったのに…。ユピーの破産は間違いなしと思わせてあえて解除の方向に持っていくとは本当に予想外です。あんまり爽快感がないですね。12分足止めしたのだから決してこの戦いが無駄だったというわけではありませんが、オーラがなくなってうろたえるユピーも見たかったです。
結局護衛軍の誰とも決着をつけないまま終わりそうですね。バトル漫画として、カイトを殺すような化け物とどう戦うか興味あったんですけどね。護衛軍の強さを維持するためには直接戦わない方が良かったのかも知れません。戦った上で主人公達に勝たせるとなると、どうしても強い方が弱体化します。
例えばプフの蹴りでモラウがほとんどダメージを受けなかった時、プフは万全な状態ではなかったんだとか、元々プフは弱いんだとか、こちらで不自然でない理由を考えなければなりませんでした。プフが直接モラウと戦わなかった理由も作中では説明されていませんから、こちらで色々解釈する必要がありました。ピトー、プフ、ユピーとそれぞれガチンコでぶつかり合っていたら、そういった不自然でない理由を山ほど考えなくてはならなかったのかも知れません。
ユピーには完敗、プフとは戦わず、ピトーはコムギを守るため降参。これなら護衛軍の強さは維持され、ナックル達も誰一人死なずに戦いは終われますね。突入すれば戦いは不可避だと思われたものの、実際はそうではなかったわけです。
これまでもそのようなことは何度かありました。クロロはゼノ、シルバと戦ったものの、最終的には依頼者の死亡という事で戦いが中断し、どちらも死にませんでした。またクロロは、念を奪われ、旅団員との接触も禁じられた上でヒソカと決闘することになった時も、ヒソカが旅団員でないことを告白し、安心したクロロが念を封じられたことを告白して戦わず終了。
考えてみると、昔からこの手の、戦うと見せかけて戦わない・決着がつくと見せかけて決着がつかないという肩透かしは多いですね。極限の精神状態で2択を迫られて、なおそれをぶち壊す発想が出来る…それが冨樫先生のすごいところだ、といったところでしょうか。
話が逸れますが、除念後のクロロとヒソカの決闘と、どちらかの死は避けられないと思うんですが、これはどうするんでしょうかね。クロロが鎖の念獣に取り憑かれるなら、クラピカとの交渉もしなければなりませんが。
>プフのが伝染った!
「それだけの事」っていう口癖のことですね。物事を単純に考えられなくなったというのはユピー自身は意識してないんじゃないかと思います。
王が飛んでいく時には宮殿内にいたはずのユピーが王の場所を知ってるっぽいのは、蠅のプフが教えたからでしょうか。実はユピーは知らなくて、今から宮殿内を探し回るってことはないですよね。またナックル達と鉢合わせになりますしねそんなことしたら…。
結局護衛軍はピトー以外全員王の下へ向かってます。プフは7〜9分、ユピーは約12分足止め。討伐軍の任務の成否は、ネテロが護衛軍の到着までに王を倒せるかどうかで決まりますね。ネテロのところが単純な殺し合いになるとは思えませんけど。
来週で連載は一旦終了。ユピーとの戦いが予想以上に早く終わったので、来週は誰の話になるのか全くわからないですね。正直いきなり3年後になってて来週で終わりという恐れもあるんですが(ねーよ)、10週目にイカルゴ編を描くとも思えません。ネテロのところかゴンのところであって欲しいんですが、私はネテロのところが気になりますね。