あ、普通にトドメ刺した。でもって死後の念が出ましたか。じゃあカイトやネテロの執念は大したことがなかったのか、と思ってしまうのが死後の念という設定の厄介なところ。今回ピトーの念が死後強化されたのは、王を守るためという強い想いもさることながら、自分を操るという能力を持っていたことが大きな理由だと思いますね。カイトのように武器の具現化だと、死後に念が強化されてもその武器が勝手に動くわけではないし、うまく機能しないはず。操作系且つ自動型の能力を持った者ほど死後の念が有効に働く気がします。あとは他者に取り憑かせるタイプの念も残りやすいかも知れない。
しかし念は原則死ねば消えるもの。デイーゴや兵隊達を操っていた念獣は完全に消えたと思います。操作能力の名前が明らかになることはなさそう。
首のない敵と突然ムキムキになった主人公との戦い。シュールですね。首を切断されても死なないキメラアントを確実に倒すには頭を潰すしかないとはいえ、ゴンが敵の頭を潰しているというのはなかなかショッキングなものがあります。まあバロを殺してますけど。バロと違ってピトーは仲間想いの奴だったわけで、それがゴンにとっての大きなストレスになっていそうです。
しかし冨樫先生は容赦ないな。愛着のあるキャラは生かすのかと思ったら…。モラウやシュートを生かしたのも、どうせ生ぬるい決着になるんだろ?と思わせるミスリードだったのだろうか。
キルアの役割はとどめを刺すゴンを止めることではなく、単純にピトーの攻撃からゴンを守ることでした。これは予想できなかった。ゴンが前の姿だったらそういう展開もあるかなとは思ってましたが、今のゴンが助けられる展開になるとは…。予想の斜め上なのか下なのかわかりませんが、斜めなのは確か。
限界以上のオーラを使って、死んだピトーにさらにとどめを刺したゴン。右手がないのに、右腕にオーラを溜めてジャンケン発動。あの腕では殴れませんよね。とするとパーなのか。あれだけ近距離で打てば威力の低下もほとんどなさそうです。
これでピトーは完全に死んだと思いますが、ゴンもどうなってるのか。全治4ヶ月の骨折が1ヶ月で治ったように、十年~数十年分の時間を犠牲にした技も、案外すぐ治るのかも知れません。ただ最後の涙を見る限り、念が使えないだけで済むということはなさそうです。壮絶な後遺症に襲われそう。どこかの海賊漫画みたいですが。死ぬことはないと思いますね。主人公だから、ということではなく、時間を無視した成長という能力が死ぬほどのリスクだとは思えないからです。
腕に関しては大天使の息吹という設定があるので、それを無視して片腕で居続けるには、ゴンの片腕のままでいいという頑なな意志が必要になります。治療を拒否する様子もないのに誰もGIの話を口にしなかった場合、GIの運営はもう終了していると脳内保管するしかありませんね。
果たしてこの先ハンターハンターはどうなってしまうのか?まだ王がピンピンしてますが、ゴンの物語はここで一旦終わりそうですね。さすがにこの先ゴンが王と戦うということはない、はず。キルアもゴンを四次元病院に運ばなきゃならないだろうし、ゴンが拒んでもそのまま放って戦場に戻るとは思えない。とすると残る兵はナックル、パーム、イカルゴ、メレオロン。え、何ができるこの4人に…。
*ロックオン
今後の展開予想
「あんたが盗撮するような奴だとは思わなかった!」
「違うぞニコ!オレはそんな…」
バチッ
「最低!」涙を浮かべ走り去るニコ。
主人公(名前失念)は能力を駆使して盗撮犯を捕まえ、恒例の説教。
別に犯人がいたことを知ってニコは深く頭を下げ、写真部入りを決意する。
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